産業用高温CO2ヒートポンプ「スーパーヒート」

日本初130℃熱水を4.2t/hr取出可能

給水した水を加圧することで沸点を引き上げ、130℃の熱水を1時間あたり4.2t取り出すことができます。熱水は100℃以上の熱が必要な殺菌・消毒や乾燥、蒸留・煮沸などの用途で利用できます。さらに、同時に冷水が取り出せるため、プロセス冷却や空調用の冷水チラーなどに活用も可能。一台で加熱と冷却を行える省エネシステムを構築できます。
また、冷水が不要なユーザー向けシステムも開発済みです(システム特許出願済)。
※CO2冷媒を使用した加熱能力500kWクラスのヒートポンプとして(当社調べ、2025年12月現在)

スーパーヒート外観 熱水利用:殺菌・消毒、乾燥、蒸留・煮沸など/冷水利用:プロセス冷却、冷房用冷水

ボイラーからの転換で、大幅な省エネに

ヒートポンプは、エネルギー消費効率(COP)の高いシステムです。一方で、ボイラーは消費するエネルギーと同量以下の熱しか作れず、COP0.9未満となるのが一般的です。例えば1,000kWの熱をつくる場合、一般的なボイラーは1,111kWのエネルギーが必要となりますが、スーパーヒートなら357kW。つまり、スーパーヒートはボイラーの3分の1以下の入力エネルギーで同じ1,000kWの熱量の温水生成が可能です。
ボイラーの代替としてヒートポンプを利用することで優れた省エネ効果が得られ、化石燃料の消費量、CO2排出量も大幅に削減できます。

【ボイラーとスーパーヒートの比較】

1,000kWの熱を作り出す為に必要なエネルギー

  • 一般的なボイラー効率:90%
    1,000kW÷0.9 = 1,111kW
  • スーパーヒート:COP2.8
    1,000kW÷2.8 = 357kW

357kW÷1,111kW=0.32=32%

地球環境にやさしい自然冷媒CO2を使用

自然冷媒CO2は、地球温暖化係数=1、オゾン層破壊係数=0と地球環境に悪影響を及ぼしません。そのうえ、CO2冷媒ガスの熱伝達率はアンモニア(NH3)の2.5倍、R404Aの2倍と高く、優れた省エネ効果をもたらします。
化学的にも不活性で無毒、無臭、不燃。近年問題視されつつあるPFASも含まない安全な冷媒です。

【CO2冷媒の特性】

オゾン層破壊と地球温暖化に
悪影響を及ぼさず高い環境性

熱伝達率が高く、粘度が
小さいため高効率に加温が可能

CO2は無臭・無毒・不燃で
安全性が高く、取り扱いが容易

産業用高温CO2ヒートポンプ「スーパーヒート」のメリット

環境性

地球温暖化に悪影響がない
自然冷媒CO2を使用
電力だけで運転できるため、
化石燃料の消費がない

省エネ性

加熱COP2.8
冷却COP2
冷熱同時利用で合計COP4.8を実現

安全性

無臭・無毒・不燃で扱いやすい
自然冷媒CO2を使用

ダイレクト昇温

+18℃から+130℃まで一気に昇温
高温加熱を実現

大量の熱水を安定供給

熱水製造量は
出口温度60℃なら12t/hr、
出口温度130℃なら4.2t/hr

多様な用途

加熱した熱水は、熱水のまま利用したり
蒸気に変換して利用が可能
高温が必要なあらゆる用途に

【スーパーヒートフロー図】

※冷水取出は7~15℃に対応

製品仕様はカタログよりご覧ください