
CO2には次のような特性があります。
日本熱源システムでは、冷媒の持つ長所と短所を踏まえた上で、CO2冷凍機「スーパーグリーン」では、冷媒の長所を生かして省エネでコンパクトなユニットを実現しました。
CO2には次のような特性があります。
日本熱源システムでは、冷媒の持つ長所と短所を踏まえた上で、CO2冷凍機「スーパーグリーン」では、冷媒の長所を生かして省エネでコンパクトなユニットを実現しました。
冷媒の持つ長所と短所を踏まえた上で、
冷媒の長所を生かして
省エネでコンパクトなユニットを実現しました。
多くのお客様から「CO2は地球温暖化の原因なのに、それを冷媒に使った冷凍機は環境に良いのだろうか?」というご質問を受けます。 CO2は確かに温室効果ガスの一つです。世界中の社会生活や乗り物、発電などによって石油や石炭などの化石燃料が消費され、莫大な量のCO2が排出されています。 空気中の濃度は工業化前(1750年頃)が0.0278%だったのが、現在は46%増加して、0.04%となっています。CO2濃度の増加が地球温暖化の主因と考えられています。
ただし、大きな誤解は、CO2自身は地球温暖化に与える影響は小さい気体なのです。CO2の地球温暖化係数は1であり、他の気体と比べた場合、フロンガスのR404Aは地球温暖化係数が3920もあることを鑑みても、CO2そのものは地球温暖化への影響が小さいのです。 ですから、CO2の莫大な排出量を抑えると同時に、地球温暖化効果の高いフロンガスを削減することが、地球温暖化を阻止するために重要な課題の一つとなっています。 CO2冷媒の冷凍機は、石油化学プラントなどから排出されるCO2を有効に利用する数少ない手段の一つとして、普及が推奨されています。 CO2は密閉回路の中に閉じ込められて利用されますので、その量が増えることはありません。 CO2冷凍機の普及によって、フロンガスの使用が減ることを考えれば、地球全体としては温暖化防止に大きく貢献することになるのです。