太陽光温水器

太陽光温水器による省エネ効果

太陽の日射から冬でも温水を
作り出し、エネルギーコストを削減

太陽光温水器を給湯利用(工場の洗浄水や福祉施設・スポーツ施設の温水など)に使用する際のシミュレーション例です。

給湯利用の条件

  • 温水使用量:10t/日
  • 必要水温:60℃
  • バックアップ熱源:ガスボイラー

太陽光温水器の条件

  • 集熱器型式:SP3B
  • 推奨設置枚数:35枚
  • 設置条件:東京都内 南向き 傾斜角30°
  • 設置面積:約200m2

システムのフロー図はこちらをご覧ください。

太陽光温水器とガスの温水の比率

太陽光温水器利用によるガスの削減量

1日の温水使用量10トンの運転をシミュレーションしました。東京都の日射量から太陽光温水器による取得熱量を計算すると、35枚設置した場合、8月にはすべての温水を太陽光温水器からまかなうことができます。他の月についても、5割~7割程度燃料の使用が削減でき、年間で約65%の省エネ効果が発揮できます。

実測データ

削減効果は、設置枚数と必要な負荷に応じて変わります。
実際に導入した事例の削減効果をご紹介します。

山形県 河北町町民プール様のケース

各月における必要熱量への太陽光温水器の寄与率
(2016年5月~2017年1月)

高効率で温水を供給

外気が氷点下であっても真空管が外気の熱を遮断し、冬場でも60%以上の効率で温水を作り出しています。