システムのご提案
CO2冷凍機に日本熱源システム独自の様々なシステムを組み合わせることで、
更なる省エネや、冷凍機の幅広い活用が可能になります。
① 冷凍-冷蔵 同時・切替運転システム
- 用途
-
- 冷凍と冷蔵を同時に使用する倉庫
- 冷凍と冷蔵を切り替えて運用する倉庫
- 冷凍庫の前室
冷凍-冷蔵 同時運転
1台の冷凍倉庫用CO2冷凍機を使用して、同時に冷凍倉庫・冷蔵倉庫を冷却することが可能です。冷凍庫と冷凍庫前の全室を冷却するのに最適です。
冷凍-冷蔵 切替運転
1台の冷凍倉庫用CO2冷凍機を使用して、倉庫内温度を切り替え、時には冷凍倉庫として使用し、荷物の入れ替えがあれば切り替えて冷蔵倉庫として使用することが可能です。
冷凍運転(二段圧縮運転)
冷蔵運転(単段圧縮運転)
② ブラインチラー・ウォーターチラーシステム
- 用途
-
- ブラインチラー:
- 製氷、冷凍冷蔵倉庫、ビール工場の炭酸ガス捕集用設備
- ウォーターチラー:
- 冷蔵倉庫、食品工場の冷却、空調設備
ブラインチラー
氷点下のブラインを作り出し、ブラインを循環させることで、製氷や倉庫の冷却を行います。
ブラインチラーでは、CO2のユニットクーラの代わりにブライン熱交換器を配置します。
熱交換器にはプレート熱交換器かシェルアンドチューブ熱交換器を利用します。
低温用のフリーザーには、二段圧縮型もご用意できます。
ブラインの種類は、塩化カルシウムやエチレングリコールをはじめ、お客様の用途に合ったものをご相談の上、採用します。
- ブライン温度:5℃~-30℃
- 冷却能力:30kW~160kW
CO2冷凍機対応のシェル&チューブ蒸発器を自社で開発・製造
自社製造のシェル&チューブ蒸発器により、塩化カルシウムブラインにも対応します。
製氷工場に最適なCO2ブラインチラー冷凍機です。
ウォーターチラー
冷水を作り出し、冷水を循環させることで、倉庫の冷蔵や空調設備として利用できます。
ウォーターチラーは、ブラインチラーをベースにブラインの代わりに冷水熱交換器を配置します。
熱交換器には、プレート熱交換器を利用します。
- 冷水出口温度:+7℃
- 冷却能力:30kW~76kW
③ パラレルコンプレッションシステム
タイプCにはパラレルコンプレッションシステムを標準搭載。受液器圧力保持用圧縮機を別にパラレル接続することにより、受液器圧力保持圧縮機の運転を軽減し、システム全体の運転効率をアップさせます。
省エネ化の例(タイプCシリーズ夏季運転の場合)
- 1台の圧縮機の場合の運転量の配分(夏季)
- 冷却 50%:受液器圧力保持運転 50%
- 受液器圧力保持運転をパラレル接続し、個々の圧縮機に運転を配分
- 冷却 50%:受液器圧力保持運転 30%
→パラレルコンプレッションシステム未搭載のタイプCシリーズに比べCOP20%改善
猛暑地域での効率アップ、蒸発温度を下げることができるなどのメリット
④ 排熱回収システム クーラーの霜取り
デフロスト(除霜)用温ブライン昇温利用
スーパーグリーンから出た排熱でタンク内のブラインを昇温。
加温されたブラインを庫内の冷却器の霜取りに活用します。
霜取り用の加熱ヒーターが不要になるため、消費電力を削減できます。

- CO2冷凍機の排熱を利用し、タンク内のブラインを20~40℃程度に加温する
- デフロスト運転時には一定時間、加温されたブラインを冷却器に送液して除霜する
- 加熱エネルギーをすべて排熱で賄うため、ヒータ加熱方式に比べてF級冷凍庫の消費電力を8~10%削減できる
⑤ 排熱回収システム 荷捌き室の除湿
排熱利用デシカント除湿
外気が入り込み湿度が高くなりがちな荷捌き室を除湿することにより結露を防止し、庫内環境を改善します。
スーパーグリーンから出た排熱を庫内に設置したデシカントユニットの再生熱源に利用し、吸着除湿します。


デシカントユニット
- デシカントユニットの再生熱源に排熱を利用
- 荷捌き室の空気をデシカントロータで吸着除湿(相対温度は70~80%を維持)結露を抑止
- 冷凍機排熱だけで駆動する除湿システム
⑥ 排熱回収システム 温水生成
洗浄用などの温水を生成
スーパーグリーンから出た排熱でブラインを加温。
貯湯タンク内の水を給湯し、施設内の洗浄用などの温水として使用します。
排熱で給湯を行うことにより、ガス代の削減になります。

- CO2冷凍機の排熱を利用し、貯湯タンク内を45~60℃程度まで加温する
- 給湯や暖房、洗浄用温水として年間を通じて活用できるため、排熱を有効に利用できる
- 冷凍・冷蔵における冷凍機COP1.6~2.0程度に対し、排熱利用により、COP2.5~3.0まで向上可能