Q&A

Q. 日本熱源システムは何の会社ですか?

空調用として、大型施設の冷暖房を行うヒートポンプや地中熱ヒートポンプ、
産業用として、食品工場や化学工場、自動車工場の冷却装置を製造するメーカーです。
また、太陽の熱を使って温水を作り出す太陽熱集熱器も取り扱っています。

Q. 設計やメンテナンスも行うのですか?

はい。滋賀工場の設計課がお客様の要求事項に合わせて一機ずつオーダーメイドで設計します。 熱源システムの提案から、設計、製造、工事、メンテナンスまで自社で行います。

メンテナンスは自社のエンジニアが東京、大阪、滋賀、福岡を拠点にして在籍し、加えて各地の協力会社もあり全国をカバーしています。

Q.日本熱源システムの納入実績は?

大型施設を中心に400件以上の納入実績があります。

空調用では官公庁、オフィスビル、病院、大学、美術館、空港、展示場、ホールなど大型施設のヒートポンプが得意分野です。 産業用では、食品工場や化学工場、自動車用環境試験装置、発電所などに納入しています。 変わったところでは、ロケット打ち上げ基地にも納入しています。

Q.GEAグループとはどういう会社ですか?

ドイツのデュッセルドルフに本部がある、機械製造の多国籍企業です。 フランクフルト証券市場の上場会社であり、STOXX600というヨーロッパ株式指数の一つにも選ばれている会社です。

日本熱源システムは、冷凍部門、GEA社の圧縮機部門のオフィシャルパートナー会社です。

Q.日本熱源システムの冷凍機システムはドイツ製なのですか?

いいえ。心臓部のスクリュー圧縮機やレシプロ圧縮機はドイツのGEA社の製品を用いますが、その他の機器や部品は日本製を用いて、自社の滋賀工場と大阪工場でシステム全体を製造しています。 圧縮機は最も優れたドイツ製を用いながらも、他の部分は信頼性を重視して日本製を用いていますので、いわば良いところ取りで優れた製品作りを目指しています。 圧縮機は、日本のKHK・高圧ガス保安協会の認定を取得しています。

Q.GEA社の圧縮機の特徴は何ですか?
  • スクリューロータの歯型が5:6となっていて圧縮効率に優れています。
  • ロータの素材に炭素合金鋼を用いており、耐久性に優れています。
  • 通常の使用であれば20年間ロータの交換が必要ありません。
  • ロータを支えるベアリングも通常10万時間の運転に耐えます。
  • 吐出口の大きさを自動で変化させ最適な圧縮比を実現するVi自動制御装置が標準装備されていて、省エネ運転を実現します。 Vi自動制御が標準装備されているのはGEA社の圧縮機だけです。
  • メカニカルシールが吸入側にあり、大気圧との差が小さいので冷媒漏れのリスクが小さい構造となっています。
Q.日本熱源システムでは圧力容器や熱交換器も製造しているのですか?

はい。圧力容器はもちろん、シェル&チューブ型熱交換器も自社で設計・製造します。 特に産業用案件では、熱交換器や圧力容器についてお客様の要求事項を満たすことが重要な場合が多く、自社に専門の設計・製造担当者がいますので特別な仕様にも柔軟に対応できます。

Q.冷凍機の冷媒が地球温暖化に密接に関連していると聞きましたが、日本熱源システムではどう対応していますか?

地球温暖化に悪影響がないアンモニアやCO2といった自然冷媒を用いた冷凍機システムを提案しています。 アンモニアを冷媒に用いた「ブルーアストラム」は省エネルギー性能も高く環境性は抜群です。 またCO2冷媒の冷却装置「スーパーグリーン」を新開発し、スーパーマーケット、フリーザー、冷凍・冷蔵庫向けに納入実績を広げています。

ノンフロン冷凍機(アンモニア冷媒「ブルーアストラム」/CO2冷媒「スーパーグリーン」)

Q.アンモニアは毒性があるのではないですか?

その通りです。 日本熱源システムでは、アンモニアのシステムをケーシングで覆い除害設備と組み合わせています。 万が一アンモニアが漏えいしても、除害設備がアンモニアを吸引、無害化するので安心です。 また、GEA社はアンモニア冷凍機の製造では世界のトップメーカーの一つであり、アンモニアを漏えいさせない技術を、圧縮機のメカニカルシールなど各部に盛り込んでいます。

Q.最近地中熱ヒートポンプってよく聞きますが、日本熱源システムはやっているのですか?

いま一番問い合わせが多いのが地中熱ヒートポンプです。 年間通して安定している地中熱を利用して冷暖房するシステムで、省エネ性も優れているため、とても注目されています。 日本熱源システムでも積極的に取り組んでいます。

Q. 空気熱源のヒートポンプは寒冷地に弱いと聞きましたが?

通常の空気熱源ヒートポンプは、室外機のファンとコイルに着霜するため寒冷地での暖房運転に弱いとされています。 日本熱源システムでは、冬の夜間、蓄熱槽に温度の比較的低い温水を貯めて、朝から水熱源運転で暖房を行う「中温水蓄熱システム」を推奨しています。 このシステムだと、朝の暖房運転の立ち上がりが確実な上、水熱源運転が5,6時間継続できます。 省エネ性にも優れているため、寒冷地での納入実績を重ねています。新潟県の豪雪地帯にも、導入されています。

Q. GEA社とは技術交流などをしているのですか?

日本熱源システムでは、日本のお客様の要求に迅速に対応するため、ドイツ・ベルリンのGEA社に社員を常駐させ、設計や製造、配送、メンテナンスも含めた緊密な連携体制を取っています。 また最新の設計思想やメンテナンスの実地トレーニングについても技術交流会を年に数回行いより高い技術の修得に努めています。

Q. 環境配慮型製品シリーズとはどのような製品ですか?
「地球にいいね!」をキャッチフレーズにした4種類の新製品が該当します。省エネルギーや地球温暖化防止といった観点で環境に配慮したシリーズです。
具体的には
  • アンモニア冷媒冷凍機「ブルーアストラム」
  • CO2冷媒冷凍機「スーパーグリーン」
  • 地中熱ヒートポンプ「エネジオ」
  • 太陽熱集熱器「フィースマン」
があてはまります。

地球にいいね!日本熱源システムの環境配慮型製品シリーズ

Q. 太陽熱集熱器とはどのような製品ですか?

太陽からの日射を熱エネルギーとして利用し、温水を効率良く取り出す製品です。
日射の約60%以上を熱エネルギーに変換できます。